SEED MC1A / MC3Aのファームウェアバージョンアップについて
2017/03/14
2017年3月1日より、SEED+Picsel、TRX に搭載されているSEED MC1A/MC3Aのファームウェアを現行のVer 0.702にバージョンアップいたしました。
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1.変更内容
① モータステータスをLEDにて表示の機能を追加(MC3Aのみ)
② ポイントGOコマンドの1ポイント移動(単発)での制御方式変更
③ 既存機能の不具合修正 -
2.バージョンの詳細
変更前:Ver 0.700
変更後:Ver 0.702
※バージョンはSEED Editorにて確認できます。 -
3.対象形番
以下の製品のSEED Driverのファームウェアが変更になります。
標準品 SEED+Picsel PCS9S、PCS9D、PCS9RD、PCS9SL、PCS9GP TRX TRX-S、TRX-L
※ストロークによる違いはありません。
[変更内容詳細]
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①モータステータスをLEDにて表示の機能を追加(MC3Aのみ)
LED種別 LED ON条件 LED OFF 条件 LED_M1(緑) 電源電圧がモータ設定の電圧リミットの設定範囲内で点灯 電源電圧がモータ設定の電圧リミットの設定範囲外で消灯 LED_M2(赤) ドライバICが130℃になると点灯 ドライバICの内部温度が下がり、モータを回転させると消灯 ドライバICが160℃になると点滅 -
②ポイントGOコマンドの1ポイント移動(単発)での制御方式変更
SEEDコマンド「ポイントGO」のポイント指定方法が「ポイント番号」による動作の制御方法が、サーボモード※1から台形制御に変更になります。
旧バージョンの移動方式をご使用になる場合は、下記のようにスクリプトを変更することで対応可能です。
※1 サーボモード・・・位置決め完了後に外力によって位置がずれても、元の位置に戻るように動作をするモード
【旧バージョンの1ポイント移動と同じ動作にする方法】
《現行の記述》
「ポイント指定方法」をポイント範囲に設定し、「開始ポイント」と「終了ポイント」を同じポイントNo.にして変更を押す。
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③既存機能の不具合修正
旧バージョンの機能とパラメータ、スクリプトはそのまま使用できます。
詳細内容は「Release notes_MC_Ver0.702」を参照してください。
以上